夢日記 5月26日

嬢王というドラマに入り込んでいる。

これは撮影シーンというわけでもなくドラマそのものを観ている私が同時に演じ手でもあるようだ。

隣には某AV女優。私は豪華なリムジン車に乗っており乗客は他にも複数人いるが皆嬢とその上お得意様といった模様。

私の隣の駆け出し嬢役の某AV女優が猫なで声で悩みを私に打ち明けていて私は内心台本読んでないから台詞知らないけどどうしよう…。とかなり焦っていたがとりあえず相手の顔色を見ながらその場の状況や彼女の台詞に見合った返しを素人なりに考えて返答してみた。すると難なく上手くいく。

リムジンは某タワーマンションに到着。皆、男女ペアで足早にそこに吸い込まれていく。私も嬢と一緒にマンションに入る。僕が絶対に君を一位にしてあげるから安心して!

嬢はまた猫なで声で嬉しい〜!頼りにしてますーと答え

二人はマンションのエントランスに入っていくバックショットでシーンが変わる。

 

何のことはないそのマンションの一室では乱行パーティが開かれていた。私はなぜか何も知らない童貞の大学生みたいなウブに変わっていた。薄暗くうすら寒い部屋であちこちに裸の女が牧場の牛のようにけだるそうに寝転んでいる。ちょっとヤバイなと感づいたが今更逃げられない。奥の部屋からは、行為に及んでいる事が分かるくらいのかすかな男女の声が聞こえた。私は隣の女と話をしていた。歳は私より大分、上にみえた。何を話していたのか、というより呂律があまり回っていなかった。

こちらの部屋にいた何人かの女が奥の部屋の扉をこちらに見えるように開け放った。何と奥の部屋の犯されている女はさっきのシーンでは私のお気に入りの駆け出し嬢だった。男の方は肩に刺青を入れており身体は中肉中背なのだが所々、筋肉がしっかりついてる様にみえる妙な体型だった。私の中ではすぐにヤクザの幹部だろうと思えた。

奥の扉が開いた事でひやかしたりヤジを飛ばしだす女。程なくして感化されてこちらの部屋でも皆手近な相手と混ざり合う。私も隣の相手にいきなり舌を入れられた。女の舌にはなぜかイボみたいなものがあって私は咄嗟に変な病気を持ってたら嫌だなと思ったのだが何もせずそのままにした。しかし、さらにおかしな事に女の口内と舌には温度がなかった。いくら舌を絡めあってもひんやりとしたままで気持ちが悪くなったが、相手の女はとろんとしている。というか、始終ずっととろんとしているのだ。

シーンが変わり翌朝。

私がそのマンションで目を覚ますと周りには誰もいない。散らかった食べ物と酒が散在するだけ。起きてあちこち扉を開て点検するがいない。もう皆んな起きて帰ってしまったのか。しかし、昨夜の記憶が途中でなくなっている。とにかく、こんな所に長くいるわけにはいかない。もしかしたら誰かが帰ってくる可能性もある。早いところ持ってきた荷物をまとめて出よう、、、、と荷物をまとめているとマンションの一室が高校生の修学旅行の為の観光バスに早変わり。私が、がそごそと荷物をまとめていると観光を終えた学生たちが乗り込んできた。私には見向きもせず方々で賑やかな会話をしながらあっという間に座席についたかと思うと最後に運転手が乗り、遂には発車してしまった。

私はどこに連れていかれるのか心配になり急いで運転手に駆け寄った。が、運転手の顔は恐ろしい形相だった。まずとにかく大男で目は真っ赤に充血していて身体中から黄土色の汗をかいていた。

私は面食らったがとにかくここで降ろして欲しいと言った。

しかし運転手は扉が閉まった以上次に降りられるのは次の目的地だ、と怒鳴った。それから何度か毒ガエルみたいなこの大男と口論を続けたが私の方が折れた。

とぼとぼと学生がいる席の間の通路にしゃがみ込み俯いていると隣の席の学生が私に向かって

よう、○○!元気?と言ってきた。

何のことはない。こいつは大学時代、同じ男子寮に住んでいた友人だった。