almost_blue’s diary

私について

目がさめると世界が私の許可なく始まって既に数時間が経過している。車が走る音、飛行機が空を飛ぶ音、近所のお宅の誰々さんの声、向かいの中学校の体育館でボールをつく音、小さき者達の会話。

 

私は起きてくるのが遅い。仕事は15時から始まるので何なら二度寝も決められる。早起きは何より苦手で携帯のアラームに起こされるのが何より不快でストレスだ。私は時間を誰にも奪われ操られたくない。私の言ってる事は現代社会で生きる上で甘えやうわ言だと思われるかもしれないが、それは周りを気にするか自己を気にするかの問題である。どんな思想や人生哲学を持とうが誰もそれを咎めたりましてや奪う事はできない。それはつまり、一番崇高なものである。

 

しかし、朝。

目を覚ました時の気分というのは早起きは早起きでもちろん不快だが、自由な時間に目を覚ますというのも妙な侘しさがある。これは私の幼い頃の記憶に端を発する。私が余りにもよく眠っていたので起こさずに親戚の子と姉と母はプールに遊びに行ってしまった。僕は誰もいない、しかし生新しい生活感の痕跡が残る部屋でひどく寂しい思いをした。それから数時間して母らが帰ってきて事の顛末を聞かされた。

 

そんな思い出があってか自由に目を覚ます事が時々侘しく思える。

そして、冒頭に戻るが、私はついに「私の許可なく世界を始めんな」というひどく排他的な思考に陥ってしまっている。結局、朝云々ではなく寝起きが一番草臥れていて醜い。身体的にも精神的にも。