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almost_blue’s diary

私について

ライ麦畑でつかまえて

2月26日12時50分

Catcher in the Rye読了。

 

素敵な作品だった。もっと早くに読んでおくべきだった。だってホールデンは僕によく似た男の子だったから。

彼にフィービーがいて本当に良かったと思う。僕には誰もいなかったから随分おろかなことをした。思い留まるきっかけすらなく、ズブズブにどうしようもない道に無意識に進んでいった。彼の世界の写り方はとても普通だよ。吐き気がしたり、うんざりしたり、めげたりする事はそんなしょっちゅうはないけど、大方同じ耐えられないものを感じて生きてるんだ。だから、死体には墓石もいらないし川にでも流してくれればいい、社会と隔離された森に小屋を建てて暮らしたいって気持ちはよく分かる。不貞腐れたり斜に構えていると捉われてしまうのは、ある程度仕方がないよ。頭が良いとか悪いとかじゃなくて、彼らは「慣れる」事の天才なんだ。僕は一々ひっかかる。君たちは「世界とわたくし」という意識がないのだろうか。もしあったならそんな易々と色んなことを受け入れていく事は出来ないはずだ。だって、僕はこんなちっぽけな自分を保つだけで精一杯でいつも危機感を抱いてる。出来るだけ色んな手付かずを残しておかないとまだ人生は3分の1だ。おかしな事にならないようにしなくっちゃ。