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almost_blue’s diary

私について

ピローのトーク

キャスター付きのシングルベッドで
ホテルの廊下を抜けて街へ出た

 

私は眠っている 眠っている

山を越え森を潜り海が見える丘でストップ

 

あのホテルの201シングルルームにはシングルベッドはない

シングルベッドがないシングルルームはどんなだろ

どんなかな?

 

ふくよかな夢の中で考えて

彼女の股の間で暖められた夜が

ようやく空に浮かんだ頃

老齢な迷子の羊が私の膝裏を食んで

私はその感触で目覚めた

 

そして私はそのあと何をしたんだっけ

 

キャスター付きのシングルベッドで
ホテルの廊下を抜けて街へ出た

 

 

 

私は眠っている 眠っている

山を越え森を潜り大きな海の上

 

夢の中で真夜中の砂漠を歩いてる

突然小綺麗なブティックが現れる

空は紫のカーテン星が鈍く光る

ショーウィンドウには

息絶えたダルメシアンが背骨を主張して闇を見つめてる

その姿が私には見えない 私には見えない

あの無口な鼻梁がきれいなマネキンをしばらく眺めた

 

そしてその後私は何をしたんだっけ