almost_blue’s diary

私について

悪女

誰もいない、ここには。毎朝、寝ぼけたフリしてダラダラしてる時間が長ければ長いほど私はそんな事を考えずにはいられない。余りに色んな尊いものを見ずにあっさり捨ててしまった様な。まだ24歳なのについ、「今さら」って思ってしまう。何だって出来るよ。そっか、何だってね。でもどこかで壊してしまうだろう。意味のない、価値のないスクラップアンドビルドの繰り返し。

瀬戸内を旅してみたい。広島にも行きたい。今度インドに行く時は自殺がちらついて進退きわまったら。たくさん見捨てて傷つけた皆さんごめんなさい。いい加減で薄情に映りましたか?僕はこれでも人間恐怖の念を忘れずに、出来るだけ人の恨みは買わない様にしてきたつもりなんですがね。全部、臆病がいけない。臆病のせいにしてしまえ。

去年の今頃、付き合っていた女に別れを言われたその公園で「一度だけ君を抱きしめたい」と言った私に女はいいよとは言ったもののベンチから身じろぎもしませんでした。そして、仕方なし私はベンチの後ろに回り込んで首にかかるネックレスの様に手をぶらんと女の首に回してみました。女は言いました。ごめんね、何も感じない。そして、決裂したら少し気が楽になったのか駅まで歩きながら少し陽気に私に話しかけてくる。見送った後もすぐラインをよこしてきた。それから今日まで私が女々しくもたまに連絡をとると女はいつも自分の奔放ぶりを私に知らせた。私は信じられなかった。また、嘘だと思った。女は付き合う前から虚言癖があった。私はその頃、女にお熱だったし可愛い嘘だったのであっさり受け入れてしまったのだが、それが、どんな嘘であれ女は簡単に嘘をつく女だったのだ。私はそれを容認してしまった。悪女に掴まった瞬間だった。

奔放ぶりを見せつけるというのはストーカーに有効だと何かの雑誌で読んだことがあった。これもそれかと思った。ラインの会話の中で女の素っ気無さに急に馬鹿馬鹿しくなる瞬間があって私は胸の内を打ち明けた。女はそんな面倒くさい事はしない、事実だと言う。○○さんは最近どう?

分からなくなった。結局始めからこの女の事は分かっちゃいなかった。ついこの間ラインのトーク履歴を消した。

 

悪女は美しい。未だに去来する。振り回すだけ振り回してくれるそれなら余程いい。その女はその気にさせて何もしてはくれない。